2020年4月から移住先の八百津での生活が始まりました。
これから3年間、八百津町を拠点にジェラートの製造と販売を通して、町のPRと地域の活性化を目指すことが主な活動内容です。
地域おこし協力隊としての、今後の活動計画や活動経費についての報告書を作成したり、活動場所を探すところからスタートしました。
活動場所は、役場の方・町の方にご紹介いただけました。候補にあがっていたのは廃校になった山奥の小学校と、元喫茶店でした。
そんなに時間がかからず、廃校小学校がいい!って決めました。その理由は、その小学校ですでに活動されている起業家さんが3組いたからです。
設備がある程度整っている、広ーい元喫茶店でひとりでポツンってやるよりも、他の事業者さんから刺激を受けながら自分の事業と向き合いたかったから。
早速小学校で活動されている皆さんにご挨拶し、活動場所となる小学校の一室を見せていただきました。その部屋は元保健室だったんですが、お部屋に入るとなんとそこはすでに保健室の影はなく、すぐにでも食品衛生許可が下りるよう整備済みでした。
理由を聞くと、お米農家さんがお餅の製造のために保健室を改造し、食品衛生許可を取得したんだそう。でもその予定が変わってしまい、結局このお部屋は使用してなかったそう。
そして本当に有難いことに、この元保健室をわたしのジェラートの製造室として譲っていただけることになったんです。
こうして、わたしは山奥の旧小学校でジェラートの製造をすることになりました。
このお部屋を譲ってくださったお米農家さんに本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ここでこれから美味しいジェラートを開発するぞ!って気合が入りました。
掃除をし、ジェラート製造機を搬入し徐々に整えて行きました。